新しいバイトを始めると、新しい出会いがありますよね。
バイト仲間だったりお客さんだったり。
でも仕事にも人にも慣れてくるとマンネリを感じて退屈になってしまうもの。
「他の仕事してみたいな~」
「他に出会いはないかな~」
こんなことを考えると、つい違うバイト先に目が移りがちです。
でもちょっと待ってください!
他のバイト先を探さなくても、いつも新鮮な気持ちで働くことが出来るバイト先があるって知ってますか?
筆者は高校生の頃より、数多くのバイトをしてきました。
長期のバイトもあれば、1日限りの短期のバイトまで。
その中に1年半ほど続けた、色々な仕事ができて、沢山の出会いがあったバイトがあります。
それは「イベントスタッフ」。
何だか名前だけ聞いても楽しそうですよね。
バイト先はコロコロ変えたくないけど、色々な体験をしたい!
欲張りだけど沢山出会いも欲しい!
そんな人のためにイベントスタッフのバイトについて紹介していきたいと思います!
イベントって何?
「イベント」と聞いて何を頭に浮かべますか?
☆アーティストのライブ?
☆デパートの催し物?
☆お祭り?
全部楽しそうですよね。
そう、それ、みんな「イベントスタッフ」の仕事です。
一日だけのものもあれば、長期間継続するものもあります。
これらのイベントにはイベントスタッフのバイトが欠かせません。
イベントスタッフって何するの?
イベントスタッフのバイトは、イベント会社にバイト契約をして、そこから様々なイベントに派遣させることが多いです。
イベント会社だからと言っても、なんでもするわけじゃなくて、ライブのスタッフはライブ関係、デパートの催し物はデパート内で催されるイベント関係と、大体の分野が決まっていることが多いです。
だから、ライブに興味がある人はライブの仕事が多いイベント会社に登録をした方がいいし、接客などお客様と近い場所でのイベントをしたかったら、お祭りやデパート催事の仕事が多いイベント会社に登録した方がきっと楽しいです。
筆者は某駅ビルのイベントスタッフに登録していました。
この場合、駅ビルでの催事に関することは何でもするので、結構色々な仕事があります。
・駅ビルの催事場(主に物産展のフロアスタッフ)
・抽選会場スタッフ
・駅ビルについての街頭アンケート
・駐車場の整備
・DMの発送
・ミニライブの警護
筆者が経験したのはこのくらいですが、多分仕事はまだ他にもあったはず。
これらの仕事を自分の希望する日程に合わせてシフトを組みます。
数カ月ごとのコンスタントな仕事もあるけれど、その時限り1回の仕事もあります。
だから飽きない!
着ているのは毎回同じイベント会社のスタッフジャンパーですが、毎回する仕事が違うので常に新鮮な気持ちでバイトをすることが出来ます!
室内で暇なときもあれば、寒い外での仕事もある。
体力的に大変な仕事があってもその時頑張れば乗り切れます。
イベントスタッフのバイトは単純作業が苦手で、飽き性の筆者にはぴったりでした。
思った以上に出会いがあった!
イベントスタッフのバイト、思った以上に出会いがあります。
その時その時で集まるお客様は違うから、その意味での出会いもありますが、何と言っても同じイベントスタッフとの出会いが多い!
イベントスタッフは曜日や時間で定期的に入るバイトではありません。
自分が働ける日時の、興味のあるバイトに参加するので、都度メンバーが変わります。
定期的なバイトではないので、登録している人も多い!
そのため、イベント毎で色々な人に出会えるのです!
筆者がイベントスタッフのバイトをしていたのは大学生の時。
友達数人と一緒に登録していました。
最初は友達と一緒にシフトを入れていたけれど、慣れてくると時々違うイベントに入る事も。
するとある時、友達が毎回違う大学の男の子と一緒にシフトを入れていることに気付きます。。。
な、なんと、知らないうちに友達に彼が出来ていた!!!
筆者のすぐ近くでこんな話があるくらいなので、コレ、結構あります。
「イベントバイトあるある」の1つかもしれませんね。
イベントによっては大学生のスタッフのみ、なんて時もあったので、この時はバイトと言うより合コンみたいな雰囲気。
バイト一同、一見きちんと仕事をしているように見えますが、この時は内心みんな浮ついています。
その中にとんでもないイケメンスタッフなんかがいた日には、正直、働いてなんかいられません。
半年くらいしてからシフト表をみると、友達&彼の2人は違うイベントばかり参加している。。。
確認するまでもなく「そーゆーことか」ってそっと察しました。
もし、バイト先で付き合うことになって別れても、別々のシフトを入れれば会わずに済むのも、イベントスタッフの魅力かもしれません。
気を付けたい!スタッフとお客さんの違い
好きなアーティストのライブが見たいからってイベント会社に登録する人がいます。
「ライブ会場で好きなアーティストが見られて、バイト代までもらえるんでしょ?」って。
コレ、やっちゃダメ。
例え大好きなアーティストのライブ警護の仕事が来てもライブは見られないと思ってください。
ライブ会場に近辺にいても、中に入れず会場の警備だとか、チケット切るだけの仕事もあります。
運よくライブ会場に入れても、アーティストに背を向けてお客さんだけしか見えない。
ライブ始まる前に言われるみたいです。
「ライブ見ちゃダメ」って。
こんなはずじゃなかったと後悔のみの生き地獄ですよ。
ま、そうですよね。
一緒になってライブ見ちゃうと危ないですから。
だから、ライブ目当ての登録は諦めて、お金出してチケット買いましょう!
バイトからそのまま社員になる人もいる
私が登録していたイベント会社でもそうだっのですが、登録しているのは学生が多いです。
もちろんフリーターの人もいたけど、バイトの日数も毎月違うから給料のその月によって多かったり少なかったりするから、バイトで生計と立てるフリーターの人はほんの少ししか登録していませんでした。
イベントは週末や休日に多いから、主婦層なんてのもあまりいない。
そのため、バイトからそのまま社員になる人が毎年何人かいます。
バイトしている学生がイベント会社でそのまま働きたいって希望することもあるけれど、中には仕事ぶりを見込まれてぜひうちに!って言われることも。
イベント会社の社員になりたい場合は、イベントスタッフとして登録してみるのもいいかもしれませんね。
ここだけは気を付けたい!イベントバイトの注意点
楽しいことが多いイベントバイトですが、このバイトだから気を付けて欲しいことがあります!
それは私物の管理。
イベントの場所は毎回変わります。
屋内だったり、催事場だったり、屋外だったり。
大抵は現地集合現地解散です。
だから貴重品などを預けて置く場所がありません。
本当なら近くのロッカーにでも貴重品を入れてくればいいのですが、お昼を行ったり、休憩の度にお財布を出しにロッカーまで行くのは時間が
もったいない。
何より都度かかるロッカー代も無駄ですよね。
だからどうしても、自分の足元だったり、会場の隅の方に自分の荷物を置いておくことになります。
すると、時々あるんですよ。
「お疲れ様でした~」で帰ろうとすると・・・
「バッグがない!!!」
ってこと。
混雑するイベントだったりするとつい自分の荷物の管理が手薄になり、知らないうちに盗まれてしまったなんてこともあります。
こんなことにならないように、持ち歩くお金は最小限で、ウエストバッグなど、なるべくお財布などは自分で常に身に付けておけるようにしましょう!
このバイトだから見える色々なお客様
毎回違うイベントの仕事をすると色々な変わったお客様に出会います。
- 物産展になると毎日来店するけれど、試食だけ食べて何も買わない人
- 駐車場で必ず誘導に従わない人
- 抽選会の度に高い着物を買って、100回以上くじを引くけどティッシュ以外当たったことがない人
よくテレビで大袈裟なくらい個性的なお客様の紹介をしていますが、本当なんだと気付きます。
そんな色々なお客様の人間観察が出来るのも、イベントスタッフの楽しさですよね。
まとめ
筆者が1年半、イベントスタッフのバイトを経験して思ったことは、
イベントスタッフってまるで学園祭実行委員みたい!
毎回違うイベントに参加して、その都度一緒に働いたバイトスタッフと打ち上げをします。
みんなで同じスタッフジャンパーを着て、同じイベントを成し遂げた時の一体感は、学園祭を共に盛り上げた実行委員の仲間のような一体感があります。
あ~、なんだか青春真っ盛り!
あの頃は楽しかったな~って思える、そんなバイトです。
専業主婦をしているチワワです。
興味があるものは何でも体験してみないと気が済まないため、高校生の頃より数多くのアルバイトを経験してきました。
人付き合いが大好きなので、短期のバイトでも同僚からかなりディープなバイト情報をゲットするのが特技です。
動物が大好きですが、家庭の事情で飼えないため、家の近所に住み着いた猫の親子を可愛がる毎日です。