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「働き方改革」が浸透して【労働8時間】が定着したらどうなる?残業代は?

労働時間の原則「8時間労働」

ご存知のように労働基準法では、労働時間を1日8時間以内、週40時間以内と定めています。

とはいえ、

「うちのお父さんは、いつも12時間以上働いてる」とか、

「自分はバイトなのに、なぜか定時で上がれたことがない」

という人も少なくないと思います。

現実では、ほとんどの人が8時間以上働いていますよね。

中学校の教員では約8割が、月100時間もの残業を強いられているというニュースも話題になりました。

詳しくはこちらのリンクをご覧ください。(Business Journal)
http://biz-journal.jp/2017/07/post_19713.html
 

2016年夏頃から安倍首相主導の元、「働き方改革」が推進されていますが、一部の大手企業を除き、定時の8時間(途中、休憩1時間を入れれば9時間)できっちり帰れる人はあまりいないでしょう。

そこで今回は、アルバイトにも大いに関係がある「労働基準法」や「働き方改革」について詳しく調べてみました!

残業代や、休日出勤手当の割合や残業代請求の仕方についてもご紹介しますので、「今の職場おかしい!」と思っている方や、「手当がしっかり出るところで働きたい」、と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

バイトでも知っておきたい!「労働基準法」

労働基準法では1週間に40時時間以上働かせてはならない、とか、1日8時間以上労働させてはならないと決められています。

病院や飲食店、接客・娯楽業などは特例とされていますが、それでも労働時間の上限は週44時間と定められています。

とはいえ、私がバイトをしていたテレオペの職場では、目標を達成するためにサービス残業をしている人がほとんどでした。

ノルマはなかったのですが、目標を達成できないと帰れないような雰囲気になっていたのです。

雰囲気を作っているのは社員やバイトなので、会社側は「スタッフが勝手に会社に残っている」と言えますし、その点を言及する人もいなかったので残業代は当然出ませんでした。(そのため、私は3か月で辞めました…)

飲食店で働いていた時には、お客さんが閉店間際にも大勢いてなかなか帰らなければ、バイトだろうと、社員だろうと関係なく残業せざるを得ませんでした。

お客さんからいれば、店員が8時間以上働いているかなんて知る余地もありませんしね。

事務のバイトをしていたときも、バイトの私は定時で帰れましたが、契約社員の人はよく残業をしていました。

どうしてもその日の内に終わらせなければならない仕事が、いろいろとあるからです。

それでは、残業代さえ払えば「8時間」を超えて働かせても、労働基準法から見て問題がないということなのでしょうか?

実は、問題がないわけではありません。

特例があるのです。

特例は、従業員と雇い主の間で残業や休日出勤に関わる「労使協定」「特別条項付協定」を結び、労働基準監督署に届け出ることで適用されます。

この特別な協定によって、1日8時間、週40時間を超えた労働も、労働者と雇用者との間で合意があったものとして認められるのです。

ただし雇い主は、1日8時間、週40時間を超えた労働時間については基本給に対する25%から50%の残業手当を支払わなければなりません。

そのため、残業代を抑えるために基本給はかなり抑えられていて、代わりに能力給や売り上げに対する報酬が付くという会社も多いですよね。

残業代がないと生活していけない、という人も多いのが現実ですから、こうした協定は従業員にとっても雇い主にとってもある程度は必要でしょう。

ただし、これから就職やアルバイトを考えている人は、「固定残業代」という制度もあるので注意しなくてはなりません。

固定残業代というのは「みなし残業代」とも呼ばれていて、「営業手当」とか「職種手当」という名目であらかじめ給与の中に含まれている残業代のことです。

さらに、「月〇〇時間以上の残業をしないと残業手当は支給しない」、「手当を上回る分の残業手当は支給しない」という規則を設けている会社の場合には、むしろ残業をしないと給与がかなり減ってしまったり、一定時間以上の残業代はでないということにもなりかねません。

一方、法律で定められている休日である「法定休日」に労働させた場合には、会社側は35%以上の休日出勤手当、22時~翌朝5時の深夜に働かせた場合には25%以上の深夜勤務手当の支払いも、法律で義務付けられています。

労働基準法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
(厚生労働省 労働基準法に関するQ&A)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/faq/faq_kijyunhou.html

 

「働き方改革」はどこまで進んでいるの?

労働基準法があるおかげで残業手当を手にすることができる反面、「固定残業代」を定めて一定以上の残業手当を出さない会社や、残業しないと毎月の給与がガクンと減ってしいまう会社もたくさんあります。

そうした現状も踏まえて、2016年の夏に内閣府により「働き方改革」が提唱されました。

「働き方改革」というのは1億総活躍社会を作るために、働き手を増やすこと、出生率を増やすこと、労働生産性を上げることを目的とした改革です。

労働生産性を上げるという目標のために、2019年4月からは時間外労働の法改正も施行されることになっています。

具体的には、時間外労働の上限は休日勤務も含めて月100時間、2か月~6か月の平均では休日勤務を入れて月80 時間以内になるそうです。

週40時間の基本的な労働時間に対して、残業が月100時間を超えると心身に支障をきたす可能性が大きいという専門家の指摘もあるからなのだとか。

いくら残業代のためとはいえ過労死しては意味がないので、今回の改革で労働環境が改善されるといいですね。

違反した会社には、罰則も設けられるそうですよ。

時間外労働が月100時間まで認められているので、働く側としても給与が極端に減って困るという事態は避けられます。

働き方改革にともない、労働基準監督官による立ち入り検査も強化されるようですよ。

「働き方改革」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
(首相官邸ホームページ 「働き方改革の実現」)
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html

「働き方改革」についてさくっと概要を知りたい方は、こちらのサイトも参考になりますよ。
(BOWGL)
https://bowgl.com/2017/09/07/work-style-reformation/
 

残業代がもらえてなければ残業代請求も!

労働基準法に定められている、残業手当や休日出勤手当については前述しましたが、実際に支払われていない場合にはどうしたらよいでしょうか?

まずは採用時に取り交わした契約書や就業規則などをよく読み、固定残業代が給与に含まれているのか、残業手当に上限があるのかをチェックする必要があります。

それで本来なら残業手当が支給されるはずなのに、支給されていない場合には、残業代請求を行うとよいでしょう。

残業代請求というのは、未払いの残業代を会社に対して請求することです。

請求に必要になるものは、雇用契約書と就業規則のコピー、タイムカードのコピーや写真などです。

タイムカードは持ち出すわけにはいかないので、スマホなどで写真を撮っておくと証拠になります。

タイムカードだけでは会社側に反論される可能性もあるようなので、残業時に行った業務内容がわかる資料があると有利だそうです。

直接会社と交渉できればそれが一番手っ取り早いのですが、難しいようでしたら、労働基準監督署に相談に行くとよいでしょう。

最終的には、労働問題の解決を行うための裁判所の手続き、「労働審判」という手段もあります。

サービス残業があまりにも多く、残業代も出ない場合には泣き寝入りせず、こうした手段で会社を訴えることも可能なのです。

残業代請求についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。
(転職Hacks)
https://ten-navi.com/hacks/article-9-9543
 

バイトを決める前には、雇用条件のチェックをお忘れなく!

アルバイト・パートでも、1日8時間以上、週40時間以上働いている人は大勢いると思います。

残業代が出るなら大変でもやる気が出ますが、出ないようなら精神的にもきついですよね。

もしきちんと残業代をもらっていなければ、バイトを辞める前に一度上司や先輩、労働基準監督署に相談してみるのもいいかもしれませんよ。

ですがそういったトラブルが起こらないように、バイトを決めるときには雇用条件やネット上の口コミなどをよく確認しておくと安心です。

みなさんもぜひ、バイト選びは慎重に行ってくださいね。

 

筆者

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ハンドルネーム:wasante

高校時代はコンビニやファミレスでバイトしていました。

学生時代は料理や食べることが大好きだったので、タイ料理やペルー料理、割烹料理など、いろいろな飲食店で働いていました。

飲食店のバイトは体力的に疲れるので、結婚してからは専門学校のコールセンターや塾講師、事務補佐など、座ってできるバイトばかりです。

いまハマっているのは、パン作りです。

 

 

知りたかった情報を、こちらで見つけていただけたら幸いです♩